なごや福祉用具プラザの
排せつケア相談支援事業

 排せつの悩みは、ご本人のからだの状態だけでなく、暮らし方や介護する人の負担とも深く関わっています。「昼間は大丈夫だけれど夜間の尿モレが心配」「今のおむつで合っているのかわからない」「交換の回数が多く、介護者が疲れている」など、身近な困りごとであっても、人に話しにくいと感じる方は少なくありません。なごや福祉用具プラザでは、高齢者排せつケア相談支援事業として、おむつや尿モレ対策用品の選び方、使い方、介助の工夫などについて相談をお受けしています。大切なのは、用品だけで解決しようとするのではなく、ご本人の生活リズム、トイレまでの移動、立ち上がりの状況、介護環境等を合わせて考えることです。毎日のことだからこそ、少しの見直しで安心感や介護のしやすさが変わる場合があります。小さな困りごとも、見方を変えると暮らしやすさにつながるヒントになることがあります。ご本人・ご家族が安心して毎日を過ごせるよう、職員が一緒に課題を整理し、無理のない方法を考えていきます。

排せつに困っている方の支援者に対して

排せつケア ヘルプデスク

 お客様から日々さまざまなご相談が寄せられるなかで、「どこから手を付ければよいのかわからない」「対応に悩んでしまう」と感じることはありませんか。
 なごや福祉用具プラザでは、そのような支援者の皆さまをサポートするための「ヘルプデスク」事業を行っています。

排せつケア ヘルプデスクとは

 名古屋市が認定している「おむつ選びの専門家」や介護サービス事業所職員、ケアマネジャーなど、地域で市民からの相談に対応している方を支援する取組です。
 店頭や現場では、限られた時間の中でご本人の状態を聞き取り、適切なおむつや排せつ用品を提案することが求められます。 「どこまで聞き取ればよいか迷う」「障害や病気のある方への説明に不安がある」「施設や地域で排せつケアに関する勉強会を開きたい」など、対応や判断に迷う場面がありましたら、なごや福祉用具プラザへお気軽にご相談ください。
 必要に応じて出張講座や訪問相談も行い、支援者の皆さまと一緒に解決策を考えます。ご本人やご家族、専門家、介護サービス事業所が連携することで、排せつケアはより安心して継続できるものになります。

排せつケア ヘルプデスクにはこんな相談が寄せられています

ケアマネジャー

最近担当しているAさんについて、ご家族から「これまではトイレに間に合っていたのに、急に失禁が増えて掃除が大変になった」と相談がありました。どのように対応したらよいでしょうか。

デイサービス職員

デイサービスを利用しているBさんは、送迎中に車内で失禁して、シートを汚してしまうことがあります。紙パンツを着用してほしいのですが、ご本人の強い拒否があり困っています。何かよい方法はないでしょうか。

訪問介護員

高齢で手の力が弱く、背中も曲がっているため、紙パンツを自分でうまく引き上げることができないCさんがいます。使いやすい紙パンツを紹介してください。

ドラッグストア店員

お腹が緩く下痢気味の方から相談を受けた際、どのようなおむつを紹介したらよいのか分かりません。専用品があるのか、何か対策が必要なのかなど、お客様へのアドバイスについて教えてください。

上記のような相談に対して、専門スタッフがさまざまな形でサポートします。

排せつに困っている本人・ご家族のために

排せつの相談対応

対面相談

 なごや福祉用具プラザには、ポータブルトイレなど50種類以上の排せつに関連する福祉用具と、100種類以上のおむつ類を展示しています。困りごとに応じて、必要な用具も異なります。実際に見て・触れて・お試しいただけます。

訪問相談

 困りごとの解決に向けて、日頃から継続的に支援を行っているケアマネジャーやヘルパー、訪問看護師などの関係者と連携しながら、ご自宅やデイサービスなど実際に生活されている場所へ伺い、お話をお聞きします。

電話相談

 おむつの選び方や介護の方法、食事・水分摂取などの日常生活のこと、手すりなどの福祉用具についてなど、「こんなことを聞いてもいいのかな?」と思うような小さな疑問や質問でも構いません。お気軽にご相談ください。排せつケアや福祉用具に関する知識を持つ職員が、丁寧にお答えします。

おむつから尿モレがある場合、【サイズ】・【つけ方】・【相性・吸収量】をチェック!

紙パンツのサイズをウエストサイズで選んでいますか?

 例えば、ウエストがMサイズの範囲内の方が「楽にはけるから」とLサイズの紙パンツを使用すると、脚まわりにすき間ができてしまい、それがモレの原因になることがあります。ウエストサイズを確認し、適切な大きさのものを選びましょう。

紙パンツを正しく履けていますか?

 サイズが合っていても、正しくはけていないと尿モレの原因になります。
 尿取りパッドが紙パンツからはみ出していないか、立体ギャザーをつぶしていないか、パンツの中で尿取りパッドがよれていないか、尿取りパッドの吸収体が尿道口から離れていないか(すき間ができていないか)を確認しましょう。

紙パンツとパッドの相性、吸収量と尿量はあっていますか?

 吸収量の多いものを使えば安心と思われがちですが、必要以上に大きいものは、紙パンツの中で尿取りパッドがよれてしまい、モレにつながることもあります。1回の排尿量や交換のタイミングを知り、その方に合った吸収量の紙パンツや尿取りパッドを選ぶことが大切です。
 排せつの困りごとを知る手がかりとして、「排尿日記」や「排便日記」などの記録をつけていただくこともおすすめしています。

 排せつに関するお困りごとに応じて適切なおむつを選び、快適で心地よい生活につなげたいものです。
 なごや福祉用具プラザでは、その方に合った介護方法や福祉用具の提案、適切なおむつの選び方などをお伝えしています。
 また、各メーカーの協力のもと、サイズや吸収量、機能などに特徴のあるさまざまなおむつを、利用される方の状況に応じてお試しいただけるよう、試供品もご用意しています。

おむつ選びのポイント

その1お体の状態で選ぶ

その2使用の場面で選ぶ

その3サイズに注意する

その4吸収量を把握する

その5装着方法を意識する

おむつを販売する店舗の方、介護事業所等にお勤めの方へ

おむつ選びの専門家養成研修

 おむつ選びの専門家は、おむつを選ぶ際の悩みに対し、薬局やドラッグストア等のおむつを販売するお店や介護事業所などで、一人ひとりの希望や状況に応じて適切な選び方や使い方の相談に応じる専門家です。
 なごや福祉用具プラザでは、定期的に「おむつ選びの専門家養成研修」を実施しています。

『おむつ選びの専門家養成研修』とは?

 この研修は、排せつの自立支援と介護者等の身体的・精神的負担を軽減するための名古屋市の取組です。排せつのメカニズムに関する講義と、おむつ選びに関する実技講習を受講した後、理解度確認テストに合格した方を「おむつ選びの専門家」として名古屋市が認定し、市内各地で活躍しています。
 「おむつ選びの専門家」が在籍する店舗や事業所は、名古屋市公式ウェブサイトや、なごや福祉用具プラザのホームページ、公共施設で配布している『おむつ選びの専門家MAP』でご案内しています。

 おむつ選びの専門家のいるお店は、「のぼり旗」や「ポスター・ステッカー」、「専門家バッジ」が目印です。お気軽にご相談ください。

※専門家が不在の場合がありますので、事前にお電話等でご確認いただくと、スムーズにご相談いただけます。

 ご不明の場合、下記相談窓口へお問い合わせいただければ、お近くのお店をご紹介します。

おむつ選びの専門家のいるお店の目印
“おむつ選びの専門家”が在籍する店舗・事業所の件数

令和8年1月31日現在

“おむつ選びの専門家”が在籍する店舗・事業所の件数

最新の情報は市公式ウェブサイトからご確認いただけます

なごや福祉用具プラザのホームページ内やYouTube公式チャンネルでは、排せつケアについての情報を発信しています。

なごや福祉用具プラザ『排せつケアコールセンター』

こんな情報が動画で確認できます

「おむつモレ」をなくすコツ~排尿日誌の活用~

ちょいモレ対策

排せつ支援用具の選び方

おしりまわりのスキンケア

相談・お問い合わせは下記電話でお受けしています

排せつケア ヘルプデスク

052-851-0051

受付:火曜日~日曜日 10:00~18:00
※月曜日・祝日・年末年始を除く

高齢者排せつケアコールセンター

052-746-1180

受付:火曜日~日曜日 10:00~18:00【匿名相談可】
※月曜日・祝日・年末年始を除く